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提言・声明PROPOSALS & SUGGESTIONs

ウナギ資源ワークショップ2014の要旨

2014 年7 月26 日に開催された,ウナギ資源に関するステークホルダーが集まって議論を行ったワークショップ「ウナギ資源ワークショップ2014」について,要旨を掲載致しました.

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(2014年10月6日)

IUCN レッドリストにおけるニホンウナギの絶滅危惧評価に対するEASEC-Jの声明

国際自然保護連合(IUCN)は,IUCN Red list Categories and Criteria Version 3.1(一般財団法人自然環境研究センター訳:IUCNレッドリストカテゴリーと基準3.1版)に基づき,ニホンウナギ(Anguilla japonica)を絶滅危惧(IB)と判定しました.東アジア鰻資源協議会・日本支部会は,予防原則の立場も考慮してIUCN の決定を支持します.

全文はこちら(PDFファイル)

(2014年6月12日)

緊急提言

 1970年代より確実に減少を続けてきたニホンウナギ資源は,近年いよいよ危機的な状況を迎えている.特に、2009年度以降の東アジア一帯におけるシラスウナギの歴史的不漁は,ニホンウナギ資源の崩壊と種の絶滅さえ危惧させる.
 現在の養鰻業は必要な種苗の100%を天然のシラスウナギに依存している.このため東アジアでは,不足しがちなニホンウナギに加え,ヨーロッパウナギを主とする外来種のシラスウナギを大量に輸入し,養殖に用いてきた.しかしながら,2009年に始まったワシントン条約によるヨーロッパウナギの国際商取引の規制と近年の世界的なシラスウナギの激減は,東アジア一帯の鰻関連産業に極めて深刻な影響を与えている.
 こうした中,2010年にはニホンウナギの完全養殖技術確立への手がかりが得られたが,人工シラスウナギの大量生産の実現には,さらなる技術開発を待たねばならない.必要量に見合う養殖種苗を生産する技術が完成するのは,数年後か数十年後か,現時点では見通しが立っておらず,少なくともそれまでの期間,我々は天然のニホンウナギ資源に頼らざるを得ない.

 ニホンウナギは,日本,韓国,台湾,中国など,東アジアが共有する重要な国際水産資源である.東アジア地域のウナギ研究者および鰻関連業界関係者からなる東アジア鰻資源協議会は,1998年の設立以来,ウナギ資源の保全とウナギ食文化継承のため,毎年一回情報交換と議論を続けてきた.しかし,本協議会はこの3年間のウナギ資源の危機を重く見て,2012年3月19日に緊急シンポジウムを開催し,ウナギ資源の現状,減少要因,保護・保全対策について討議した.その結果を緊急提言としてまとめ,今後の対応策の立案に役立てることとした.


緊急提言の全文はこちら
・ 英語版(PDF)
・ 日本語版(PDF)

(2012年3月19日)

東アジア鰻学会事務局

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